いよいよ開幕のセリエA
積極的な補強ができたとは言い難いアタランタとレンタルバックや下部組織出身者も含め新たな顔ぶれ多く挑むサンプドリア。
試合は荒れに荒れ、ファール32回、イエローカード10枚の開幕となりました。
前半
前線3人を新加入選手で挑むサンプドリア。
開始早々、アタランタのタッチミスから始まり、裏に抜け出たカプートのキープから決定機の演出。惜しくもゴールにはならなかったものの期待感のあるプレー。
序盤の流れを掴んだものの少しづつ主導権を手にしたのはアタランタ。
少しづつミスが増えるサンプドリアとミスが減るアタランタ。
格別にアタランタが良かったわけではない印象。
アタランタの攻撃はピッチ中央から斜めにボールを振りサイドからのクロスがベース。
横の振り回しに対するスライドとマークが上手く出来ていないサンプドリアは再三の危機に見舞われ、前半26分には左サイドからの崩しからサバタが受けてクロスをあげられ、フリーのパシャリッチがヘディングで折り返し、最後はトロイにゴールを決められてしまった。
トロイの登録ってDFじゃなかった?というツッコミはなしでお願いします笑
その後、ボールを握る時間があったもののアタランタのマンツーマンDFに苦戦し、なかなか狙い通りのパスが行えず、苛立ちからか試合は荒れつつ前半終了。
1-0でアタランタが上回りつつ折り返す展開。
後半
序盤早々ファールから始まり、早くも荒れた試合になることを予感させましたがスコアは変わらないまま試合は進みました。
開幕勝利が欲しいサンプドリアは積極的な攻撃で何度も決定機を作ったもののゴールにはならず。
このまま試合が終わるかと思いきや、90+5分にカウンターからアタランタのルックマンがゴール。
ライプツィヒからの新加入でいきなり結果を出すことができました。
試合はそのまま終了。
結果
結果的には2-0でアタランタが快勝という結果となりましたが、VARで取り消されたゴールや、ポスト直撃のフリーキック、82分のバー直撃のシュートなど試合結果が変わっていてもおかしくない試合内容でした。
双方言えることですが、開幕故か噛み合わせの悪さからくるミスが目立ちました。
特にサンプドリアは相手のプレッシャーにさらされた状況での打開力の低さが気になったので、その部分の修正は必要かなという印象。
アタランタは広い範囲でのマンツーマンの守備は面白かったのですが、最後まで維持するのは難しいのかなと思いました。
なんにせよ、セリエAは始まったばかり、今後も追って行きたいと思います!