サッカー

【親善試合】ASローマ対トッテナム

※このレポートはローマ目線で進ませていただきます。

2022年7月31日
リーグ開幕を控える両チームはイスラエルの地で激突した。
ちなみにASローマのセリエA開幕は8月15日です。

出だしは上々?

今回の試合、親善試合とはいえどお互いのメンバーはおおよそスタメン出場するであろうメンバーばかり、開幕も控えていることから両チームの本腰を入れた戦いが試合前から想像できる。

ローマは3-4-2-1で前線にエイブラハムザニオーロの得点力のある選手に新加入のディバラを加え、攻撃的な布陣を構築。

守備時には最終ラインを4枚または5枚で構成し、侵入してきた相手選手に対してはっきりとマークを確定させる。さすがの孫興民ハリーケインでも正面から崩すのは容易ではなく、非常に粘り強い守備ブロックを構築していた。


唯一の懸念点は、最終ラインの大外、ボールサイドとは逆サイドからマーク出来ていない相手選手がスピードを持って侵入してきた際に裏を取られてしまっている点だ。
そこまで数が多かったわけではないが、昨シーズンはここから失点もあっただけにケアはして欲しい。

試合が動いたのは前半29分。
ディバラの左サイドからのコーナーキックを走り込んだイバニェスの頭にドンピシャで合わせ得点。

このままローマペースになるかと思いきや、攻勢にでたのはトッテナム。

ここからはトッテナムに猛攻に耐える時間が続き、前半は終了。

猛攻増すトッテナム、カウンター狙うローマ

後半になっても攻め立てるトッテナムと守るローマという構図は変わらない。

最終ラインでのパスに対しても強くプレスを繰り返し、ローマのビルドアップをことごとく邪魔するトッテナム。
ローマは5枚+3枚でブロックを作り守りを固めつつカウンターを狙う陣形に変更。

60分にはマティッチらを投入し、試合ペースをローマ側に戻せたかと思えたが猛攻は変わらず。
徐々に両チームヒートアップ。

そしてアディショナルタイムに入った直後。
ローマの主将ペッレグリーニが相手選手の肘との接触。額から流血の負傷をしてしまう。
開幕前に心臓に悪い光景でしたが、その後自ら歩いて出たことからも恐らく軽傷だったのでしょう。

試合はそのまま1得点を守り切り終了。
モウリーニョ監督になってからウノゼロの安定感が増したように感じられます。

クラブ公式ホームページより

ロジャー・イバニェスは、パウロ・ディバラのCKからヘディングシュートを決め、ローマがトッテナム・ホットスパーを下し、I-テック・カップで優勝を果たした。

この試合では、前半にディバラが上げたクロスをイバネスがゴールに押し込んだ。

この試合では、ニコロ・ザニオーロとロレンツォ・ペッレグリーニがジャッロロッシのためにゴールに迫ったが、両者とも試合を通じてチャンスを作り出した。

しかし、スパーズのディフェンスに2度阻まれ、得点には至らなかった。

後半に入ると、スパーズは同点ゴールを目指して攻め立てたが、ローマ側のディフェンスに阻まれた。

ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームは、2022-23キャンペーン開始までにあと1回、プレシーズン・テストを控えている。

感想

守勢にまわっても安心してみてられる時間が増えたのは、昨シーズン途中から。

これがモウリーニョ効果なのか、タイトルを手にしたことによる自信からなのかはわかりませんが、「守れるチーム」であることはリーグを戦う上で非常に重要です。

開幕前の試合は後1つ残っていますが、新しい形を見せてくれるのか更に進化した形を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません!

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