レアル・ソシエダ対ボルシアMG
デビュー戦は7月23日
加入から5日目。トレーニング参加自体は3回の状態でのデビュー戦。
対戦相手は同じく日本人の板倉が所属するボルシアMG。
4バックのCBの一角とボランチの異なるポジションでプレーし、現地評価は上々。
特に、CBでの出場なら今後スタメンもありうるという評価。
同じ日本人として嬉しい言葉!
久保の評価は?
一方レアル・ソシエダの久保建英。
前半、出番はお預けでベンチからの観戦。
後半からの出場となりました。
前半、4-3-3のトップ下に陣取っていたダビド・シルバに代わって出場。
結果から言うと、多くのメディア媒体で総じて高評価!
始まってすぐの48分には右サイドでボールを受けた久保からペナルティエリア内への鋭いパスを出し、そこからミドルシュートにつながりました。
「ああ、やっと輝ける場所を見つけたのか」と早くも思わせてくれました笑
その後、ポジショニングの問題なのか一時的に消えてしまう時間があったものの、78分には決定機を迎え、多くの時間、ボールに関わることができていました。
後半のメンバーはほとんどがBチームメンバー。
と言いつつも、若手も含めクオリティは高く、その中でも主役級の印象を残せたのは今後の久保建英にとってポジティブな結果。
メディアコメント
移籍の噂が出た時、ここサン・セバスティアンで久保の獲得について快く思っていなかった人達がいた。
『ビジャレアルだけでなく、ヘタフェやマジョルカでも成功を収められなかったのがクボだ。悪い選手に決まっている。ここでもうまくいくはずがない』と言っているような人達が……。
私はそれに反論していたのだが、その『悪い選手』という決めつけが間違っていたことは、この一戦の最初のボールタッチだけで証明された。
ボールを持ったときのクオリティーに疑いの余地はない
久保はまだ21歳だが、技術のほか素晴らしい意思の強さも持ち合わせている。
ソシエダに加入してわずか3日でチームメートにボールを求め、またボールを出すべき場所を指示していた。
それに伴い、今回は過剰なほどボールサイドに動き過ぎるきらいもあったが、連係を深めていくのはこれからだ。
前半に出場した1軍メンバーとプレーすれば、すべきこと頼るべきことがより明確になっていくだろう。
久保とポゼッションを好むソシエダの相性の良さは、この一戦だけでも十分理解できた。ソシエダは彼を『悪い選手』にはしないはず
タケ・クボがデビュー戦で輝く。ラ・レアルの決勝点を決める寸前だった。
タケ・クボは今日のレアル・ソシエダでのデビュー戦で、素晴らしいディテールを見せた。
イマノル・アルグアシル率いるチームの攻撃に何度となく絡み、チュリウルディン(ソシエダの愛称)に勝利をもたらすゴールを決める寸前までいった。
クボがレアル・ソシエダで初めてプレーしたこの45分間を最高の思い出にするためには、勝利を祝うことだけが欠けていたのだ
移籍して良かった?
結論
レアル・ソシエダに移籍して今のところ大正解!
マジョルカやヘタフェの時とは違い、困った時にハイボール頼みになることもなく、チームとしてのロストが少なく、苦しい局面でも高い確率で自分たちのボールにすることがきる。
また選手個人の能力も高く、チームとしての意識も高い点から、誰かが孤立してしまうと言う現象が起こることも少ない。
結果的にそれは久保のボールロスト現象にもつながり、今回の試合でも今まで以上に安心して前線での仕事に専念できることにつながった。
今後どうなればいい?
まずは得点!
守備に追われない以上、数字にこだわってプレーしてほしいです。
どのメディアでも言われていることですね。
ポジショニングの面では前半のダビド・シルバのようにいるだけで相手に脅威となれる位置どり、味方を助けられる位置どりができるようになって欲しいところ。
守備の面では、今までに培ったハイプレスを存分に活かして欲しいと思います!
兎にも角にも今後の久保建英には期待しかありません!
どんどん記事を上げていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!